左が「ねじ」で、右が「さじ」。
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人間山が姿を見せると、2羽はケージの網目に飛びついて「扉を開けろ」というオーラを全身から放つ。すぐ放鳥できないときは「すみませんすみません」と謝りながらそそくさと部屋を出て行きたくなるほど、ねじさじの瞳のちからは強い。
そんなとき、ねじは何故か逆さになっていることが多く、とてもうらめしそうだ。後ろめたい人間山は優しく「頭に血がのぼりますよ」「もしかしたら鼻血が出るかもですよ」などと言ってみるけれど、そうすることが使命であるかのようにねじは頑なにぶら下がり続けるのだ。
■「動くねじさじ」
・ねじさじ出動(Windows Media Video 772KB)
扉を開けると2羽は大喜びして出てくる。その様子を見ていると、いつもは人間山の都合で彼らを閉じ込めているのだと強く思わずにはいられない。さえずっているのは、ねじ。